期限再延長! モラトリアム法案

こんにちは。高橋です。

本日から確定申告が本格化しましたね。

さて今回は、金融円滑化法案についてです。

金融円滑化法案、通称モラトリアム法案はご存じでしょうか。

平成21年12月施行されたリーマンショック後の厳しい経済情勢のなか、
金融機関の中小零細企業に対する貸付や住宅ローンの条件変更(リスケ)
を促す法案でした。

当初は1年間限定で23年3月まででしたが、
経済状況が好転せず24年3月まで延長されました。

その期限がもうすぐ来ようとしていたところ、
25年3月まで再延長されるという法案が国会に
提出されることになりました。

信用調査会社によると2011年の近畿2府4県の企業倒産は、
負債総額が前年比47%減の4922億円でバブル崩壊後の過去20年で最少。

倒産件数も3456件と2年連続で減少。

これは金融円滑化法案で中小・零細企業の資金繰りが改善したのが
主な理由だそうです。

こうしてみると、中小零細企業の資金繰りの円滑化という
当初の目的は達成されているようにみえます。

しかし、実態は単なる企業の延命にすぎないのではないでしょうか。

返済の猶予や期限の延長などの条件変更を受けても
その間に経営計画や改善計画を立てて実行していき、
資金繰りを改善していかなければ全く意味がありません。

すぐに資金ショートして倒産してしまうでしょう。

今回の再延長により懸念されていた倒産の大幅増
とういのは免れそうですが、

欧州問題、北朝鮮問題や世界各地のリーダーの選挙など
不確定要素がいっぱいでこれから世界経済どうなるのか
全く予断を許しません。

経営改善計画を建てずに安易に条件変更をしても
1年後にはまた同じ状況に陥ってしまいます。

そうならない為にも条件変更を受ける際には、
改善計画をしっかりと練り

その間に絶対に再建させるんだという
相当な覚悟と実行力が要りそうです。

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